配合成分の説明

あんだんてシャンプーは、 アミノ酸糖類脂肪酸エステル及び その誘導体を主体に“ シンプル イズ ベスト”の考え方で配合設計しました。

このためシリコーン(ジメチコン)系コンディショニング成分・増泡成分・増粘成分などは配合しておりません。

生体成分との関係など、配合成分の詳しい説明は「 配合成分の詳しい説明 」をご覧下さい。

全成分表示

髪を洗うシャンプー
水、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、ベタイン、ラウリン酸ポリグリセリル-10、トレハロース、ラウリン酸ポリグリセリル-2、カプリン酸グリセリル、ポリクオタニウム‐10、グリチルリチン酸2K、クエン酸
からだを洗うシャンプー
水、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、ベタイン、ラウリン酸スクロース、ラウリン酸ポリグリセリル-10、トレハロース、ラウリン酸ポリグリセリル-2、カプリン酸グリセリル、クエン酸

機能の説明

H:髪を洗うシャンプー B:からだを洗うシャンプー

表示名称

からだ
簡単な配合目的の解説
○印は配合していることを示す
精製水
ラウロイルメチルアラニンNa アミノ酸系のなかでも特に低刺激性のアニオン界面活性剤で、ベビーシャンプーにも使用される洗浄成分(シャンプーのお話、低刺激性ランキング参照)1)2)3)4)
コカミドプロピルベタイン コンデショニング効果のあるベタイン(アミノ酸の1種)型両性界面活性剤でベビーシャンプーにも使用される洗浄成分 5)6)
ベタイン(化学名トリメチルグリシン) 保湿力が強く、肌と髪につやを与え、パーマなどによる毛髪の損傷を防ぐ天然アミノ酸系保湿成分
人体にも含まれています
商品名 アミノコート
ラウリン酸スクロース
*1
人体に無毒、無刺激で知られる代表的な天然系ノニオン界面活性剤で食品添加物としても使用される洗浄成分
ラウリン酸ポリグリセリル-10 使用時にぬるつかず、洗浄後にしっとり感を与える低刺激性の天然系乳化・洗浄成分
食品添加物としても使用される 8)
トレハロース 乾燥ストレスから細胞を保護する効果のある糖で、肌を保護し髪にしっとり感を与える天然系保湿成分
今後の発展が期待される糖類で食品添加物 7) 詳細は「 林原商事HP
ラウリン酸ポリグリセリル-2 植物系天然原料由来で安全性高く、靜菌性のある乳化・洗浄成分  食品添加物
カプリン酸グリセリル 植物系天然原料由来で安全性高く、靜菌性のある乳化・洗浄成分  食品添加物
ポリクオタニウム‐10 天然の糖(セルロース)を原料とした安全性の高いコンデショニング成分 9)
グリチルリチン酸2K 甘草の成分から作られ、かゆみ防止などに効果のある消炎剤
クエン酸 人体にも存在し酵素活性に関係する化合物で、pH調整剤として使用
食品添加物
*1 ショ糖脂肪酸エステルの1種

参考文献

1) 化学工業時報 平成10年12月15、25日 糖、アミノ酸を原料とする界面活性剤 特集
2) 須貝、Fragrance Journal 22(5) 66(1994) アトピー性皮膚炎と本剤との関係につき記述あり。
3) 早川ら、皮膚、32、807‐816(1990) 研究報告:本剤を主な活性剤成分とするシャンプーのパッチテスト結果。
4) 万代、 Fragrance Journal  29(9) 58(2001) ボディ用洗浄剤として本剤が最も皮膚に残留することが少ないとのデータあり。
5) 土屋ら、Fragrance Journal 28(7) 54(2000) 本剤と同系統品をベビーシャンプーの主成分にした設計例の記述あり。
6) 中村ら、Fragrance Journal 28(6 ) 16(2000) 本剤にコンディショニング機能があることを示した実験結果などの記述あり。
7) 竹内ら、Fragrance Journal 26(7) 39(1998) 本剤の香粧品への応用の現状と将来への展望につき記述。
8) Fragrance Journal 25(10) 112(1997) 本剤使用時の感触記述および皮膚刺激性、タンパク質変性試験等のデータ。
9) Fragrance Journal 14(5) 129(1986) 本剤使用時の髪や肌へのコンディショニング効果および安全性の記述あり。