美容のプロから見たあんだんて1

ひょんなことから「あんだんてシャンプー」を知り、使わせていただいたところ、サロン用として理想的シャンプーでしたので導入させていただきました。
 業務用として、また家庭で利用しての感想などのべさせていただきます。

美工房 四季彩管理人 seasons_PaPa

美容室で!

美容室が求めるシャンプーの要素

シャンプーは美容室において一番最初に行われる技術ですが、それぞれの美容室においてシャンプーに求める要素はバラバラです。

一般的には販売用のシャンプーと業務用のシャンプーでは、全く違うものを使っているケースが多いのが実状で、販売用では利益が多く取れるもの、営業用では限りなくコストが低いものを使うサロンが大部分です。

しかし、シャンプーにこだわる美容室では、パーマやカラー施術のために毛髪の状態を整えることができるシャンプーを選びます。

要点は、

 まずは、1.髪と皮膚への刺激がないこと
特に薬剤を使用する場合は、皮膚刺激が少しでもあるものは避けなければなりません。
 同時に、2.アレルギーを起こさないこと
大勢のお客様が見える美容室では、アレルギーを持つ方・敏感肌の方・乾燥肌の方々にも安全に対応できなければなりません。
 つぎに、3.汚れは落とすが、必要以上に脱脂力がないこと
汚れが残るものは薬剤浸透が悪くなるので、同じ結果を求める場合より強い薬剤が必要になる場合があります。脱脂力が強すぎると髪・皮膚への刺激が強くなります。
 そして、4.髪に残留物がないこと
これは意外と知られていないのですが、水道中に含まれるミネラル(金属成分)が、毛髪に残留するとパーマ・カラーの化学反応が阻害されます。また、カチオン(プラスに荷電する活性剤や油脂分など)が残留すると、薬剤浸透性が悪くなります。

理想のシャンプーとあんだんて

前項の要素のすべてに満足できる製品がベストになります。

これまで、100種を越えるシャンプーを使用しましたが、上記1と2と3にはある程度満足できる製品はあっても、4の部分で満足できるものは皆無でした。

今回、「あんだんて 髪を洗うシャンプー」をテストさせていただいて、非常に満足できる結果がでました。

前項1・2・3の部分は平均を遙かに上回っていることもすばらしいのですが、なにより4の性能が非常に優れていることが、サロンワークにおいてとても有効なのです。

毛髪をプレーンな状態にできるので、薬剤の反応を正確にコントロールすることが容易になりました。
 特に、水道水や地下水を利用されている美容室※では、はっきりとした効果を実感できると思われます。

  • <※ ごく一部の美容室では、水から一切の金属成分を取り除くために軟水器を使用していますが、そういった特殊なサロンにおいても、「あんだんてシャンプー」は効果が認められました。>

弱酸性の効用

通常、アルカリカラーをしたあとは、毛髪・皮膚ともアルカリ性のまま家に帰ることになるわけですが、本来、毛髪・皮膚とも弱酸性にすべきなのですが、染毛直後に酸性にしてしまうと染めた色が薄くなってしまいます。

これを染料のpHによる色調変化といって、紅茶にレモンを入れると色が薄くなるのと同じ原理です。

色調を維持しつつ毛髪のダメージを減らすには、染毛直後は中性〜弱アルカリの状態までpHコントロールし、2・3日かけて弱酸性にすることが望ましいわけです。

普通のシャンプーを使ってカラーシャンプーをされているサロン様は、一度「あんだんてシャンプー」でアフターシャンプーを試してみることをお奨めします。

水道中の金属成分が吸着されることもなく、なおかつ多少の中和力※もあるので、明らかに差がでると思います。その上、ご家庭でも使用していただければ、おおむね3回シャンプーすることで弱酸性にできるようです。

  • <※ 簡単な実験の結果、アルカリ度2.5/pH9.5の溶液約4ccに、「あんだんてシャンプー」を混合したところ、約10ccで中和できました。厳密な実験ではないので誤差はあると思いますが、クエン酸が配合されていることからも、ある程度のアルカリ中和能があるようです。>

あんだんての生かしかた

美容室において、営業用に「あんだんて」シャンプーを使うのはコスト的になかなか大変かも知れませんが、まずはヘアカラーのアフターシャンプーにだけでも、試されてみることをお奨めします。

そこから徐々に切り替えていくことが出来れば、サロンの一つのアピールポイントにすることができると思います。

自宅で!

洗顔とシャンプーの順序

皆さんは、自宅でお風呂に入るときにどのような順番で洗っていますか?

一般的には
  1. 顔のクレンジング(メーク落とし)
  2. 頭髪シャンプー
  3. 頭髪リンス
  4. ボディシャンプー
  5. 洗顔

この順番でされているでしょうか?この順番の理由は、クレンジング剤は髪を非常に傷め、シャンプー・リンス剤は皮膚を傷めるからです。

「あんだんて」を使用する場合を考えてみると、3が無くなるので、1を最初にしてしまえばあとはどのような順番でも大丈夫でしょう。

開発された方の狙いの一つでもあるようですが、、あんだんての「からだ〜」で髪を洗っても、「髪を〜」でからだを洗っても問題ないはずなので、どちらかが無くなってしまったときはそれぞれで代用ができると思います。

本来、からだの皮膚も頭の皮膚も同じものなので、本当に良いものであれば結果としてほとんど同じような成分の製品になるはずです。

もちろん、微妙に違うので、きちんと使い分けた方が良いのは当然ですが・・・。

私が自宅で「あんだんて」を最初に使ったとき、まず最初に舐めてみました。舌への刺激の無さはもちろんトップクラスです。

次に、泡を立てて目に入れてみました。しみません。(もちろん成分的に安全を確認しているからできるわけですが、皆さんは絶対真似をしないようにお願いします。)

これなら、多少傷のある方・アトピーの方・敏感肌の方に自信を持ってお奨めできます。

からだを洗った感じと残留物

皆さん、お風呂に入って石けんでからだを洗ったとき、油分がしっかり取れて滑る感じが無くなって「キュキュキュ」という質感が出たとき、「汚れが落ちた」と感じると思います。

実は、これは汚れが落ちたのではなくて、全身に石けんカス(脂肪酸塩類)の皮膜が出来たせいなのです。湯船や洗い桶に出来る汚れも、垢ではなく石けんカスの固まりなのです。

ウールの生地を石けんで洗う人はいないと思います。なのに、成分的にウールとほとんど同じ毛髪や皮膚を石けんで洗うのはナゼでしょう?

石けんで洗濯すると、生地が黄ばんで脆くなってきますが、これは石けん自体が悪いのではなく、生成される金属成分が弊害をもたらすわけです。

「あんだんてシャンプー」は、石けんはもとより、他の合成洗剤に比べても圧倒的に残留物が少ない特徴があります。これは、泡立ちの良さ・泡切れの良さや、浴室・洗い桶に汚れが付きにくいという大きな利点にもつながります。

そこで、石けんカスがどの程度出来るのか、ご家庭でも出来る簡単な実験を紹介します。

家庭でできる実験1:
  1. まず、石けんで左手の甲から肘までを洗います。
    このとき右手の平で良くこすります。(タオル・スポンジは使わない)
  2. 水道水でこすりながらしっかり流し、「キュキュキュ」の状態にします。
  3. 10秒ほど水道水で流します。(こすらないように)
  4. 水のはじき具合を見ます。表面張力で水滴が出来ているはずです。
  5. 次に、「あんだんて」で1〜4を繰り返します。
  6. あまり水をはじかなくなっていると思います。このとき完全に水をはじかなかったら、皮脂膜が全然無くなってしまったことになるので「洗いすぎ」です。
家庭でできる実験2:
  1. 洗い桶を風呂用クリーナーで綺麗にします。
  2. 洗い桶に1/4程水道水を貯め、
  3. 石けんを良く泡立てながら少量溶かします。
  4. 洗い桶が一杯になるまで、手で良くかき混ぜながら水道水を少しずつ足していきます。
  5. 泡が無くなってきたら洗い桶の内側を指でこすってみてください。
  6. 水垢がしっかり出来ていると思います。
  7. 「あんだんて」で1〜6を繰り返してみて違いを確かめてみてください。
最後に、私が考える理想の使い方です。
  1. クレンジング(メークをしている場合)
  2. 洗髪(ロングヘア・スーパーダメージヘアの方で、リンス・トリートメントを使用する場合、地肌につかないように毛先だけにつけて、その後しっかりすすいでください)
  3. からだを洗う
  4. 顔(もちろん「あんだんて」を使います)を洗う

この順番で行えば、クレンジング剤が髪についても、4で落とせますし、もしリンスなどを使用した場合でも3と4で落とせます。
もっとも「あんだんて」で3・4回洗髪すれば、毛髪中に蓄積されている金属成分が取れてくるので、よっぽどのダメージ毛でない限りリンスは必要なくなってくると思います。

最後に顔を洗うことで「残留物のない下地」をつくれるので、化粧水や美容液類の本来持つ効果が確実にアップするはずです。

どんなに高価な美容液でも、その浸透力が金属皮膜に妨げられてしまっては勿体ないですから・・・


長々読みにくい文におつきあいいただきありがとうございました。
みんなで、健康的で楽しい入浴を満喫しましょう! 美工房 四季彩管理人 seasons_PaPa


(あんだんて注記)
[筆者紹介]

  • 日本の毛髪科学の先駆者・第一人者であった故大門一夫先生の門下生として頭髪用化粧品、美容技術の開発・普及に従事。その後、美容師・美容講師・美容ディーラーとして活動。現在、美容サロン経営。
  • 個人のホームページ“美工房 四季彩”(特に美容の科学の部分)を通して理美容関係の正しい知識、技術の普及に尽力しておられます。「美容師から見たあんだんてシャンプー」のタイトルでいただいたのですが、広い視点で書かれていますので、筆者ご了解のもと、弊社にて改めて標題をつけさせていただきました。
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